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お詫びとお知らせ
子供たちにエクササイズを指導されている先生方へ

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子供たちにエクササイズを指導されている先生方へ
最近は小、中、高生のみなさんが私のところによくみえます。条件に恵まれた子、多少の努力が必要とされる子、 さまざまです。どの子にも共通して言えるのは、やはり身体の弱さ、これに尽きると思います。おそらくどの先生方もその辺りを補足するべく、いろいろ努力さ れていることでしょう。

ですが、これだけは知っておいて頂きたいのです。本当のエクササイズというのは、みなさんがどこそこのワークショップ(実際、ワークショップで教える先生 の質にも疑問はありますが)や分厚い専門書で間に合うほど単純ではありません。

私の周りには世界レベルのストレングス&コンディショニング・トレーナーたちがたくさんいますが、そんな彼らでさえ、一人のプログラム・メニューを実施する ことに想像以上の注意を払います。ましてや相手は子供です。自分の身体に何が起こっているのかわからないまま、先生に言われたことを何の疑いも持たずにただ 黙々とやってのけます。

先日ある子供が久しぶりに訪ねてくれました。ところが以前と比べ、彼女の背中から首にかけて子供とは思えないほどの張りと変形が認められました。 彼女と楽しく会話していると、そのうち自慢げに先生から教わった(先生もどこかのセミナーで教わったらしい)腹筋を披露してくれました。これで全ての疑問が解 けました。その先生が子供に教えた腹筋のやりかたは決して間違いではないのです。ただその子にやらせてみると、まさに彼女のパンパンに張った部分で行っている のが一目瞭然でした。実際の腹筋の稼働率は30パーセントにも満たないでしょう。これでは腹筋が強くなるどころか、うまくバレエを踊れない身体になってしまい ます。残念ですが、もし私が子供の親ならこういう教室に通わせることは出来ません。

大人もそうですが、特に子供は言われた動きをなんとか行おうとします。 決して使おうなどとは考えません。使えないのです。その動きを達成して見せるために、 目に見えない(先生たちに見えない)ありとあらゆる努力を無意識に行っています。それが目的以外の筋肉あるいは腱、じん帯に負担をかけることになっているのです。

子供は正しい返事を返してくれません。人間の身体の形も質も十人十色です。Aに合ってもBには合わないことがよくあります。自分がやってみて効いたから、専門書 に書いてあったから、などは全く意味がありません。

みなさんは穴が開くほどの集中力で、その子が本当にその目的の部分を確実に、そして安全に使えているかを判断しなくてはなりません。もし使えていなければ、即座 に中止させ、他の最善策を探し出すことです。その子供の3ヶ月先がどうなっているかを考えましょう。簡単ではありません。私もこれまで3万人以上のクライアント を個別指導してきましたが、それでも未だに悩むことがよくあります。まったく困ったカールおじさんです(笑)。

子供たちの肉体はみなさんの想像をはるかに越えるほど繊細です。行った動きは細胞レベルではその瞬間に反応し、良くも悪くも発達してしまいます。どうかそのこと だけは念頭において指導を続けていかれれることを心からお願いしたいと思います。

”穴が開くほど子供を見つめて”です。がんばってくださいね!!