減量プログラム・ガイドライン
栄養バランスは、健康な肉体を維持するための最も重要な要素のひとつです。ましてや身体を酷使しがちなダンサーの皆さんは、決して安易に考えないよう注意してください。特に本番直前になって、慌てて減量を試みるダンサーを多く見受けますが、見事にうまくいったという人は一人もいません。体調不良、激しいリバウンド、情緒不安などといったマイナス作用に悩まされることが多いのが現状です。減量は安全かつ有効に実施されなくては、結局同じもしくはさらに悪い結果をもたらしてしまいます。ちなみにアメリカスポーツ医学会は、安全かつ有効な減量プログラムのためのガイドラインを、以下のように決定しています。
A) 正しい栄養所要量を考慮し、正常成人は少なくとも1日あたり、1,200kcalを摂取する。
B) 摂取カロリーをマイナスにする(ただし代謝異常なしに徐々に減量させるため、推奨所要量よりも1日に500~1,000kcal以上も少なくすべきではない)。減量は最大でも1週間あたり、1kg程度にすべきである。
C) 不適切な食生活及び食事習慣を見直し、それを廃止するために日常の行動を修正する。
D) 最低1週間に3日は、1回20~30分、最大心拍数(220-年齢)の最低60%の強度で有酸素的な運動プログラムを実施する。
E) 達成した体重をより長く維持するために、一生続けられる新しい食事と運動プログラムを用意する。


