水分補給の仕方

水分補給の重要性

ダンサーにとって、運動前、運動後、そして特に運動中の水分補給はとても重要です。通常なにもしていない状態でも、1日約2リットル以上の水分が失われます。そのうち発汗が約500ml、しかもこれは何も運動していない場合です。当然からだをフルに活動させるダンサーは、かなりの量の水分補給が必要になります。とくに春夏の暑い時期などはなおさらです。

身体の水分が減るとどうなる?


身体の水分が失われてくると

体温の上昇・運動能力の低下

めまい・頭痛・脱力感

熱射病・幻覚


といったプロセスを経過することになります。ダンサーにとって、さらに残念で重要なことは、水分損失の初期の症状として、「運動能力の低下」が挙げられている点です。“ちょっとのどが渇いた”という時点で、医学的にはすでに脱水症状なのだということを頭に入れておきましょう。  

レッスン・公演前の水分補給

レッスンや公演の1.5~2時間前までに500ml程度の水分を補給するようにしましょう。これによって体温の上昇や脱水症状による運動能力の低下を防ぐことができます。

レッスン・公演中の水分補給

運動中の水分補給の回数は?

1回のレッスンで3~4回、発表会や公演で6~7回くらいは摂取するようにしましょう。1度にたくさん飲むと吸収力が下がりますので気をつけましょう。


運動中の水分の摂取量は?

15分~20分おきに50ml~100ml程度を摂取するようにしましょう。疲労や心拍数の上昇を防いでくれます。

水分補給の豆テク

運動中は発汗によってミネラルやエネルギーが失われます。レモン果汁とほんの少しのハチミツなどを加えてみましょう。このとき、濃度は25倍~30倍に薄めてください。公演中などは、舞台両サイドに置いておけると便利です。

レッスン・公演後の水分補給

疲労回復と失われたグリコーゲンの補充を図ります。100%果汁のジュースや濃度のあるスポーツドリンクなどがいいでしょう。個人差はありますが、レッスンや公演後減った体重の少なくとも50%は摂取する必要があります。さもないと、その後の疲労からの回復にとても時間がかかることになります。

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